お弁当のダップは、港区にお住まいの高齢者の方々に、お弁当をお届けしている、港区の指定配食業者です。
・・・低体温症・・・
低体温症は長時間、寒いところに長時間いることで起こります。体温が低下して、身体の熱量の生産量よりも体温の低下が上回ることで発症します。
♡室温の管理に気を配ることが大切です♡
低体温症は急に発症することは少なく、気が付かないうちに、穏やかに進行しますので気が付かない場合が多くあります。気が付いた時には意識障害を起こしていることもあります。寒い時期には室内の温度を低い状態にしないことです。また、栄養不足、低血糖の原因となりますので栄養のある食事を心がけましょう。糖尿病の方は血糖値のコントロールに気を付けてください。
・・・手足の冷え・・・
体温を調整する自律神経の働きは、高齢者様は衰えていると思ってください。体温の調整スムーズに行えないと寒い時には手足の末梢までなかなか温まりにくく、いつまでたっても寒いという感覚がなくなりません。夜も眠れなくなるほど悩まされる時は免疫力も低下してしまいます。
♡生活リズムの把握が大切です♡
手足の冷えは末梢まで温まりにくい事が特徴です。室内の温度の管理だけではなく、入浴で体を温め結構を良くする。日中は日光浴をして自律神経を整える。栄養のある食事を心がける。軽い運動などをおこない体を温めるなど、普段の生活から対策をしていくことが大切です。
・・・関節痛・・・
寒い時期に発生しやすくなるのが、肘、肩、腰などの痛みです。痛くなると歩く事や運動することが辛くなり、体を動かさなくなる高齢者様が多くいらっしゃいます。体を動かさないと熱量の生産が減り、筋肉もこわばり、筋肉量も減り、更に体は冷えやすくなります。低体温症や感染症にもかかりやすくなるというリスクが出てきます。
♡適度な運動を常に心がけましょう♡
肘、腰、肩などの関節痛の原因の多くは血行不良によるものです。筋肉が冷えて固まるために起こります。適度な運動をして筋肉をほぐす、入浴などで体を温め結構を良くすることが重要です。高齢者様はひざの軟骨がすり減り関節痛を起こしやすくなりますので、足腰の筋肉量を増やしてひざの衝撃を吸収しやすくすることも大切です。無理のない範囲でウォーキングなどをおこない、常に筋肉を衰えさせないようにする対策をして下さい。
・・・ヒートショック・・・
寒い場所から暖かい場所に移動することで急激に血圧の変動がおこり、心臓に負担がかかることで、脳梗塞や心筋梗塞を起こしやすくなります。寒い時期は、居間、浴室、脱衣所の寒暖差が大きくなりがちです。ヒートショックは高齢者様が入浴中に死亡するリスクが一番高いといわれています。トイレへ移動して排泄行為でも同様に起こる場合がありますので注意が必要です。
♡室内の空間ごとの温度差を無くしましょう♡
空間ごとの温度差を無くし、体の負担を避けることが一番重要です。部屋だけでなく脱衣所やトイレにもヒーターを設置して温めること。入浴前に浴室にかけ湯などをして浴室全体を温めることを心がけましょう。又、入浴前に水分を取ることも、脳梗塞や心筋梗塞の予防につながります。